2021.09.30
  • スキルアップ

気分を変えることが成果を変える!


 「唐突ですが、煮詰まった時の解決策って持ってます?」と、唐突な質問にのけぞりそうになったことを思い出して、一人でニンマリしています。心理学仲間からのものです。

 質問者はきっと、コロナ対策の一貫でテレワークに飽き飽きした自分を思い出して、つい、口に出たのだと思います。「ああ、もちろんあります。それも昨日、その渦中にいましたわ」と、思わず乗り出して返事しました。

 『煮詰まる〜煮物を十分に煮込んで水気が減った状態、味の成分が濃縮された状態を言う。転じて、論議が十分に行われて結論が出せるようになった状況を意味する表現。「これ以上、アイデアが出ない」「議論が進まない」といった意味で「会議が煮詰まる」などと表現される場合があるが、これは本来は誤り』とあります。

 ここでは、その意味の正しいか、間違いかを議論するのではなく、煮詰まった時の「自分なりの対策」について、ちょっと考えたいと思います。

煮詰まった時の対策って?


 その友人曰く、テレワークでイライラして家人に当たりちらし、その自分に嫌気がさしてさらにイライラ〜すると言うのです。ふら〜と散歩にでも出ればいいものを、「いや、テレワーク中だから」と真面目にデスクに向かうのはいいけど、頭はぐちゃぐちゃと。そんな時の一つの対策を思いついたと、いばり口調に言うのは〜。

「ほんの数分ですが、デスクから離れて床に横たわるのです。簡単に言えば、姿勢を変えるだけですが、何と、不思議な開放感にいっぺんに気分転換ができるのです」と。

 

 デスクに向かっている時との違いは明確です。

 椅子に座っている状態=お尻が椅子の座面に触れている。

  →床に横になる状態=体の背中全体が床に触れている。

 椅子に座っている状態=視点がデスク上の書類かPC画面。

  →床に横になる状態=視点がPC画面より大きな天井。

 椅子に座っている状態=聴覚はPCの叩く音。

  →床に横になる状態=聴覚は部屋全体の雑音。

 

 やや無理のある五感(触覚、視覚、聴覚)分解ですが、姿勢によって受け取るものが変化してくると言うことです。これは意識する、しないに関わらず、です。

無意識に姿勢を変えるだけで得られるものが変わり、結果的に気分転換できるのですから、効果抜群の姿勢変化術です。

五感対策の超効果


 この五感が変わると言うことは、気分を変えるには最適の手法です。

 最近は、世の中を変えてしまった感のあるコロナ対策上、仕事を終えて「一杯やろう」がやれなくなっているのですが、職場の疲れを癒す居酒屋談義も大きな効果があるのは、このおかげです。

 ちょっとした事例を。

 上司であるあなたが部下を激励したいとき。

 ビールジョッキを手に正面で向きあうのは、やめた方が得策です。なぜなら、面と向き合うのは対決姿勢だと言われています。部下を相手に説教まがいの言い方になりがちで、部下は「ああ、仕事の続きですか」とうんざりは目に見えています。できればテーブルに斜めに座ると、説教ムードはやや軽減すると言われています。少しでも相手との距離を離すのが対決姿勢を変えることに手助けしてくれると。さらに良いのは、カウンターの隅っこどうしが良いとも。真正面でなく、肘と肘が触れ合ったり、やや斜めの視線で語りあえる。

 さらにさらに良いのは、横並びです。お互いの肘が触れ合って、横を見れば顔の表情も確認でき、また、未来、将来を同じ目線で語りあえる〜と。

場面を変えることの効果


机を並べた従来の職場を想像してみます。

上司が部下を自分のデスクに呼びつけて、指示や注意をしている場面。

 いつもと同じ視線、姿勢、声で。この具合の悪いことは、「いつもと同じ暗い気分」までがビデオ再生のように、蘇ってくることです。逃げられない暗い気分の再生です。そんな時は、「部屋を変えよう」と移動することが大事です。白い壁も自分と部下の呼吸しか聞こえない部屋、部屋の空気の匂いもが対決というか叱責というか、部下を追い詰めることになりかねません。

 どうしても適切な部屋がない場合は、ビル内のコーヒーショップやエレベーター前のちょっと広いスペースなど。何でも良いのです、気分を変えることが大事です、自分も相手も。あの部屋に行くと気分が落ち込む、ということにならないことが重要です。

 

 私の気分転換は明治神宮境内の砂利道を歩く、です。砂利の白さ、踏み締める足裏の感覚とジャリジャリと言う音。加えて木々の香りなどなどに救われています。

浦4
Profile
株式会社オフィスウラ 代表取締役、「元気ワクワク伝え方の学校」校長のウランです!
浦 登記(うら とき)
米国NLP協会認定トレーナー。ビジネスのアカデミー賞「スティービー賞」各賞を受賞。NLP資格取得コースや、「企業活性化のためのコミュニケーション研修」「人間関係のツボを改善する講座」「チームビルディングのための経営者研修」などの研修講師を務める。なお、NLP(神経言語プログラミング)は最先端の心理学で、最強のコミュニケーション手法として、コーチングのスキルやビジネスにも取り入れられている。

人材ビジネス業界ではお馴染みの「派遣スタッフ満足度調査」を開発・調査レポートし、本年で25回目を迎える大人気企画を立ち上げる。

1980年 (株)キャリアパワー入社 現場の営業、派遣スタッフの採用面接、人材ビジネスの基本を学ぶ
1986年 月刊人材ビジネス発行元(株)オピニオン入社。副社長として事業計画実施〜商品企画を担当
2008年 NLPの創始者リチャード・バンドラー博士に師事し、米国NLP協会トレーナーとして認定
2009年 (株)オフィスウラ 設立
2012年 「スティービー賞」「メンターor コーチングビジネス女性大賞」のブロンズ受賞
2015年 「スティービー賞」アジア・パシフィック部門マーキュリーブロンズ受賞
同年   「スティービー賞」国際賞ウーマン・オブ・ザ・イヤーブロンズ受賞

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